AVR dragon

今更感が強いのですが、これ一台でISP,JTAG,PP=Parallel Programming, HVSP=High Voltage Serial Programmingなどが簡単にできそうなので買ってしまいました。しかし、7千円もあったら、ATmega644pが14個も買えてしまうので元は取れないため、JTAGとdebugWIREができるんだと自分をごまかします。
ATmega2560とmega128などが乗っているので安いわけはありません。

ひとまず動作テストということで、普通のISPとして使うには、ISP端子同士をつなげばいいのですが、別途ターゲットに電圧を与える必要があります。これはAVRISPmkIIなど純正ツールではお約束ですが、Pocket programmerに慣れてる身としてはちょっと面倒です。
赤い箱にはボードだけ入っていて、説明書も何もありません。ドキュメントとしてはオンラインヘルプのみが用意されています。

avrdude -c ?
で使えるプログラマ一覧が出ますが、dragonでは
dragon_pdi, dragon_dw, dragon_hvsp, dragon_pp, dragon_isp, dragon_jtag
というモードがあることがわかります。
WindowsのAVR Studioを使うとATmega328pではISP modeとPP/HVSP modeの2つが出てきますが、ATmega644pでは更にJTAG mode, 新しいATXmega系ではPDIモードというようにそれぞれのチップに合ったモードが選べるようです。

HVSPはATtinyなどピン数が少ない石ではPPができないため、その代わりとなるものと思われます。PP/HVSPはどちらも12VでRESETを掛け、FUSEに失敗してISPでは認識しなくなった石を復活させるのに使えます。

前回のAVR入門(1)では、ATtiny13をArduinoから復活させる方法を紹介しましたが、同じことをAVR dragonでやってみて、更に放置プレイになっているATmega16,644pも復活させてみたいと思います。


ボードにはVCC,GNDの6ピンヘッダ、JTAGの10ピンヘッダ、ISPの6ピンヘッダが実装されており、HV_PROGは穴だけ。40ピンと28ピンのICの穴とそれにつながる20ピン2列の穴があります。まずここにピンヘッダかピンソケットを実装することが必要です。抜き差しするなら40ピンのZIFソケットで全てをまかなうのがいいように思いますが、28ピンはICソケット、40ピンはシングル丸ピンソケットをつけるのが標準でしょうか。オンラインヘルプにはIC毎の配線図(下図 40ピンPPの場合)が付いているので、これを見ながらジャンパワイヤなどでブレッドボードのように配線します。ICを差すのには丸ピンソケットがいいが、ジャンパワイヤはささりにくいので、HV_PROGとその隣の40ピンは角ソケットがいいかなと迷います。
ATmega16,644pなど40ピン、PPの場合の配線図


と配線がうじゃうじゃしますが、後は普通にavrdudeでFuseの設定ができます。
ATmega644pの場合

avrdude -c dragon_pp -p atmega644p -P usb -U lfuse:w:0x62:m -U hfuse:w:0x99:m -U efuse:w:0xff:m

で初期化することができ、ISPしかできないpocket programmerに接続してやると、ちゃんと認識するようになった。ATmega16については配線は全く同じなので、-p atmega16とfuseの値を変えればOK。

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カテゴリー: AVR

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